乳児湿疹でかゆみを伴う症状は何?かゆみを抑える対策と保湿ケアの方法

乳児湿疹は、カサカサしたりジュクジュクしたり、時にはかゆみが生じます。赤ちゃんは言葉を話せないからこそ、かゆみはとっても辛いもの。ぐずりながら皮膚を掻いている姿を見るのはママ・パパも胸を痛めますよね。今回は、乳児湿疹のかゆみの症状、かゆみを抑える対策や保湿方法をご紹介します。

かゆみのある乳児湿疹の症状とは?

乳児湿疹 かゆみ

生後間もなくから1歳頃までの赤ちゃんにできる肌荒れや湿疹を総称して、乳児湿疹と呼びます。

乳児湿疹は、顔や頬、頭皮、口の周り、おむつ周りなどに湿疹ができて、カサカサと乾燥した湿疹からジュクジュクした湿疹、さらには水疱や膿の持った湿疹まで、さまざまな症状が現れます。

では、かゆみを伴う乳児湿疹にはどのような種類があるのでしょうか。

あせも

赤ちゃんは体温が高く汗っかき。そのため、汗腺に汗が溜まり、皮膚に刺激を起こしてあせもが生じてしまいます。

頭や首、脇の下、背中、おむつのウエスト部分など、汗をかきやすい場所やくびれた部分に、あせもができやすいです。

かゆみを伴い赤いブツブツとした湿疹ができますが、掻き壊して細菌に感染すると、あせものよりやとびひになることも。

※関連記事
赤ちゃんのあせもの原因とは?症状や治し方、予防・対策法を紹介!

乾燥性湿疹

生後3ヶ月頃を過ぎた赤ちゃんは皮脂分泌が落ち着き、乾燥肌へと傾いていきます。

皮膚の表面がカサカサになってかゆみを伴い、ブツブツ・ジュクジュクとした湿疹が現れます。頬やお腹、太ももなど、肌が乾燥しやすい部分にできやすいです。

乾燥性湿疹は乾燥しやすい冬にかけて症状が重くなり、夏にかけて軽くなるのが特徴です。

※関連記事
赤ちゃんの乾燥性湿疹とは?脂漏性湿疹との見分け方は?保湿ケアで対策を

おむつかぶれ

おむつとおしりの肌の摩擦や、うんち・おしっこの刺激によってできる乳児湿疹がおむつかぶれです。おしりに小さな赤いポツポツとした湿疹や、皮がむけジクジクと痛み、かゆみが現れます。

おむつの中が蒸れやすい夏場や、下痢が続くと悪化しやすいので注意しましょう。

※関連記事
赤ちゃんのおむつかぶれ予防に効果的なベビーローションの使い方

かゆみが少ない乳児湿疹もある?

寝ている赤ちゃん

新生児から生後2、3ヶ月頃にできる新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹などの乳児湿疹は、比較的かゆみがありません。

新生児ニキビは、白い芯を持つポツポツとしたニキビや、赤い湿疹のようなニキビができます。

乳児脂漏性湿疹は、皮脂がこびり付き黄色いかさぶたにような塊ができます。

どちらも見た目には痛々しい乳児湿疹ですが、かゆみや痛みはほぼありません。

しかし、患部が洋服などに触れて皮膚が傷つき、かゆみが出ることもあるので注意しましょう。

※関連記事
新生児ニキビの特徴・原因は?自宅ケアで治る?症状がひどい場合は?

※関連記事
乳児脂漏性湿疹の原因や治療方法は?皮脂分泌が多くても保湿はする?

かゆみが治まらない!乳児湿疹ではなくアトピーかも

かゆみで泣いている赤ちゃん

慢性的に乳児湿疹を繰り返し、強いかゆみを伴う場合、アトピー性皮膚炎の可能性があります。

日本皮膚科学会のガイドラインによると、乳児の場合2ヶ月以上(そのほかは6ヶ月以上)続く湿疹の症状が見られる場合、アトピーと判断するそうです(※1)。

乳児湿疹とアトピーの症状は見分けが付きにくいため、繰り返し長引く湿疹やかゆみのある湿疹の場合は、かかりつけの病院を受診しましょう。

※関連記事
赤ちゃんのアトピーはいつからどんな症状が出る?

乳児湿疹のかゆみを抑える対策と保湿ケア

赤ちゃん 乳児湿疹 かゆみ 対策

1.皮脂汚れや汗を放置しない

乳児湿疹のかゆみを防ぐために、お風呂場で赤ちゃんの体を清潔にしてあげましょう。皮脂や汗の汚れを放っておいたり、排泄物を落としきれていなかったりすると、乳児湿疹に繋がります。

赤ちゃん用ベビーソープやベビー石鹸を使い、おむつかぶれを予防しましょう。赤ちゃんが入浴するお風呂の温度は、夏場が38~39℃、冬場が40℃程度のぬるま湯を心がけてください。

2.肌を守る保湿ケアをする

赤ちゃんの体を清潔にしたあとは、保湿ケアをして外的刺激から肌を守りましょう。肌が乾燥していると、かゆみを引き起こしてしまいます。保湿ケアをして肌が潤った状態を保ち、かゆみを防ぎましょう。

お風呂上りは皮膚が柔らかいので、保湿ケアのベストタイミングです。伸びがよく、肌に水分補給をしてくれるベビーローションを使い、マッサージをするように保湿をするのがおすすめ。

赤ちゃんにベビーローションを使う際は、事前にパッチテストをおこないましょう。

乳児湿疹ケアにおすすめ!低刺激のベビーローション

アロベビー ベビーローション
出典:www.alo-organic.com

●商品名:アロベビー ベビーローション
●容量:150ml
●税込価格:2,484円

赤ちゃんの乳児湿疹に悩んでいる場合は、低刺激でお肌に負担を与えないベビーローションを選ぶこともとても大切です。

赤ちゃんにおすすめのベビーローション比較12選でも人気の、アロベビーのベビーローションならば、しっかりと潤いを与えて乾燥によるかゆみを防いでくれます。

99%以上が天然由来の成分でつくられているので、繊細な赤ちゃんのお肌にも安心して使うことができます。

詳細 バナー

※関連記事
乳児湿疹対策にはベビーローションがおすすめ

3.赤ちゃんの爪を常に短くしておく

赤ちゃんはかゆいと我慢できず、掻きむしってしまいます。皮膚を引っ搔くと傷口から細菌が侵入し、かゆみや湿疹が悪化してしまう恐れが。

そのため、赤ちゃんがかゆみのある部分を掻き壊さないように、赤ちゃんの爪は常に短く丸く切っておきましょう。

どうしても掻いてしまう場合は、ミトンを付けて皮膚トラブルを回避しましょう。

4.赤ちゃんの肌に触れる衣類の素材に気を付ける

赤ちゃんの着ている衣類や触れたタオルが肌に刺激を与え、かゆみを引き起こしている可能性もあります。

赤ちゃんの肌に触れる衣類やタオルは、できるだけ刺激の少ないコットン製にするのがよいでしょう。

5.かゆみ止めの薬を処方してもらう

乳児湿疹のかゆみの症状がひどい場合は、かかりつけの病院へ行き薬を処方してもらいましょう。

症状の重度によって、ステロイド外用薬が処方されることがあります。副作用に心配になるママもいますが、医師の指示のもと、用法・容量を守って正しく使用すれば問題ありません。

赤ちゃんの肌はとてもデリケートで敏感なので、自己判断による市販薬の使用は控えましょう。

7.赤ちゃんとコミュニケーションを取る

赤ちゃんは何らかの理由で不機嫌になり、ストレスを感じてかゆみを感じることがあります。

沐浴や着替えで裸になったときや、ママの手から離れているときなどに見られるようです。また、ママに甘えたいときや、自分に関心を引き付けたいときにも、赤ちゃんはかゆくなります。

抱っこや歌を歌う、ベビーマッサージをするなど、赤ちゃんとのコミュニケーションを積極的に取りましょう。

乳児湿疹のかゆみが治まらないときは病院を受診して

乳児湿疹 病院

乳児湿疹のかゆみが原因で夜眠れず、赤ちゃんは泣いてしまうこともありますが、ママ・パパのケア次第で改善することが可能です。

日頃から赤ちゃんの健康状態をチェックし、変化にいち早く気付いてあげるようにしましょう。

対策や保湿ケアをしているにもかかわらず、赤ちゃんのかゆみが治まらない場合は、何か他の病気の可能性が考えられます。

自己判断で薬を使用せず、かかりつけの小児科や皮膚科を受診してください。

※1 参考文献:日本皮膚科学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版