乳児湿疹は顔以外にも!赤ちゃんの乳児湿疹の部位別ケア

カサカサのものからジュクジュクのものまで、赤ちゃんにできる湿疹を総称して乳児湿疹と呼びます。乳児湿疹といえば顔にできる症状を指す場合が多いですが、実は顔以外にもできるもの。部位ごとに適切なケアが違うため、どうすればよいか悩むママも多いのでは? 今回は、赤ちゃんの乳児湿疹ができやすい部位と、部位別のケア方法をご紹介します。

顔以外にも!乳児湿疹ができやすい部位

赤ちゃん 乳児湿疹

赤ちゃんをよく観察してみると、顔以外にも乳児湿疹ができているのを発見することがあります。

まず最初に、赤ちゃんの乳児湿疹ができやすい部位をご紹介します。

1.顔

乳児湿疹が一番できやすいのは、顔です。顔は赤ちゃんがママのお腹にいた時のホルモンが強く影響しているので、皮脂が溜まりやすかったり、汗やよだれの刺激、枕カバーやシーツなどの布との摩擦などによっても、乳児湿疹が発生します。

また、赤ちゃんの顔は、おもに乳児性ニキビやあせも、乳児脂漏性湿疹が出る場所です。

新生児ニキビは、生後1週間~1ヶ月頃に多く見られる症状で、頬やおでこに赤いぶつぶつができるのですが、顔全体にニキビが広がり真っ赤になることがあります。

「脂漏性湿疹」は、生後4ヶ月頃までに、顔面と頭皮に黄色いかさぶたのようなフケが出る症状で、痒みはないものの、炎症を起こすと患部が赤く腫れてジュクジュクしてしまいます。

2.首や耳

汗をかきやすい耳たぶの裏や首は、空気に触れる面積が少ないために、乳児湿疹ができやすい傾向があります。

特に生後1週間~3ヶ月頃には、皮脂が多くあせもや乳児脂漏性湿疹ができやすいです。

また、早い段階から耳の前部分に乳児湿疹のようなブツブツが出てしまった場合は、アトピー性皮膚炎の可能性があるため、早急に病院を受診しましょう。

3.背中

寝ている時間の多い赤ちゃんは、その間にたくさんの汗をかくため、皮膚が蒸れることであせもなどの乳児湿疹ができやすい場所です。

見落としがちな背面側の蒸れにも気を配ってあげましょう。

4.お腹

お腹はうつぶせで寝ていて汗が溜まったり、衣服との摩擦で乳児湿疹ができやすい場所です。

特にお腹は皮脂が少なく、乾燥による乳児湿疹ができることが多いものの、保湿しお肌を潤すことで乾燥性の乳児湿疹は改善することができるため、保湿ケアが欠かせません。

5.おしり

常におむつを履いている赤ちゃんのおしりは蒸れやすく、顔の次に乳児湿疹ができやすい場所です。

おむつの締め付けや蒸れによって、おむつかぶれやあせもになったり、長い時間おむつを替えないために細菌が繁殖してしまったり、寝ている間の汗が原因で乳児湿疹ができることも…。

おしりをキレイにしようと強い力で拭いた時や、便が柔らかく下痢しがちな赤ちゃんほど、おしりに乳児湿疹ができやすいです。

6.ももやひざの裏、腕、脇

皮膚と皮膚がこすれやすいこれらの場所は、汗をかきやすいため乳児湿疹ができやすい傾向があります。

赤ちゃんの頃は、お肉がむっちりしてこすれやすく、皮膚同士の摩擦でも簡単に肌ダメージを受けてしまうのです。

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乳児湿疹の部位別ケア方法

赤ちゃん 乳児湿疹 ケア

赤ちゃんの乳児湿疹は、部位ごとに特徴が違うため適切なケアが必要です。部位別にケア方法をご紹介します。

○頭皮や顔にできる乳児湿疹

これらの場所にできやすい乳児湿疹は、ママのホルモンの影響が原因となっているため、低刺激なベビーソープをしっかりと泡立てて、やさしく洗ってあげることが大切です。

できるだけ常に清潔をキープするように心掛けてください。赤ちゃんを洗ってあげた後は、ベビーローションなどでしっかりと保湿ケアをしてあげましょう。

また、赤ちゃんが乳児湿疹を掻きむしってしまわないように、常に爪を丸く切って短くしておきましょう。ミトンをする方法もあります。

○耳の乳児湿疹

耳の外側が乾燥し、粉をふいていたりかさぶたがでているようであれば、ベビーソープを泡立ててやさしく洗ってケアしてあげましょう。

しかし、耳の中まで乳児湿疹が広がっている場合は、自分でケアすると耳だれができて中耳炎や外耳道炎を引き起こすことがあるため、早急に病院を受診してください。

○首の乳児湿疹

月齢の低い赤ちゃんは、むちむちしているため首にしわがまだたくさんあり、その間にあせもができやすい特徴があります。

あせもの原因となっている汗をこまめに拭くのが大切なケアです。また、できるだけ汗をかくたびに着替えをさせてあげるのも有効です。

赤ちゃんは体温が高いので、厚着はさせず大人よりも1枚少ない服装にし、通気性の良い生地を選びましょう。

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乳児湿疹は顔以外にもできやすい!しっかりケアをしよう

赤ちゃん ママ

このほか、背中やお腹、おしり、関節の内側などの乳児湿疹ができやすい場所も、基本的なケアは「清潔」にして「保湿」することが大切です。

体を洗う時は、ゴシゴシこすると摩擦で乳児湿疹を悪化させてしまうため、ベビーソープやベビー石鹸をしっかり泡立て、撫でるようにやさしく手で洗ってあげます。

その際、洗浄力の強い大人用のボディソープなどは必要な皮脂を取り除きすぎてしまうため、赤ちゃん用を使うようにしましょう。

その後、ベビー用タオルでポンポンと水分を拭きとってから、たっぷりとベビーローションなどで保湿ケアをしてあげてください。