赤ちゃんの肌荒れは母乳が原因?注意したい食べ物や摂りたい食事とは?

赤ちゃんの肌を清潔にして、保湿ケアを心掛けているのに、なかなか治らない肌荒れ。もしかして母乳と直接的な原因があるのでしょうか。今回は、赤ちゃんの肌荒れと母乳の関係性、良質な母乳をつくり出す食事などについてご紹介します。バランスのよい食事を摂るのがおすすめですよ。

赤ちゃんの肌荒れは母乳が原因?

赤ちゃんに母乳を飲ませているママ""

生まれたばかりの赤ちゃんにとって、栄養を摂る方法はママの母乳かミルク。授乳期の赤ちゃんに頻繁に肌荒れが起きていたり、日頃からケアをしてもなかなか改善しなかったりする場合は、ママの母乳が原因なのでしょうか。

母乳による直接的な関係はない

母乳は血液から作られているため、ママの食事と赤ちゃんの肌荒れに関係性があると考える人もいるでしょう。

しかし、ママが食事で消化した栄養と母乳をつくる場所は、直結しているわけではありません。そのため、赤ちゃんの肌荒れと母乳の直接的な関係があるとはいえず、医学的な根拠もありません。

授乳中のお酒は?

厚生労働省によると、授乳中のママがアルコールを飲酒した30~60分後、血中アルコール濃度と母乳中のアルコール濃度は同程度となり、飲酒量の数%が赤ちゃんに移行するとしています(※1)。

赤ちゃんの肌荒れに関係しなくとも、授乳中の飲酒はできるだけ避けるのがよいでしょう。

赤ちゃんの肌荒れと母乳は関係ない!何が原因なの?

what?の文字と口に手を当てている赤ちゃん

赤ちゃんの肌荒れは母乳と関係ありません。赤ちゃんは肌荒れをしやすく、過剰な皮脂分泌や、肌の乾燥が原因です。

新生児~生後3ヶ月頃までの赤ちゃんは、ママから譲り受けたホルモンの影響で皮脂分泌が活発。しかし、毛穴の機能は未発達なため、皮脂や汗が毛穴に詰まり、新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹を起こします。

生後3ヶ月頃を過ぎると皮脂分泌が徐々に落ち着き、今度は肌の乾燥が進みます。もともと肌のバリア機能が未熟なうえ、皮脂分泌量が低下したことで乾燥肌へと傾き、乾燥性湿疹の症状が現れます。

肌荒れが悪化したり、繰り返したりする場合は、アトピー性皮膚炎の可能性が考えられます。

なかなか治らない肌荒れであれば、一度掛かりつけの病院を受診するのがよいでしょう。

赤ちゃんの肌荒れと母乳が関係なくても食事に注意しよう

まな板の上にバランスよく食べ物が乗っている

赤ちゃんの肌荒れと母乳の直接的な関係はなくても、食べ過ぎや偏った食事はママの健康に影響してくるため、おすすめしません。

授乳中に限らず、栄養バランスの整った食事は健康的な体をつくります。丼ものを食べるときはサラダを組み合わせるなど、少し工夫を凝らして食事を摂りましょう。

ママの栄養を偏らせる恐れのある食品とは?

  • アルコール、カフェイン
  • 糖分、塩分、油分を多く含むお菓子類
  • 添加物が大量に入っているインスタントラーメンなど
  • 油の多い揚げ物、カレー、中華料理高カロリー食品
  • 脂身が多い牛肉などの肉類
  • 添加物や糖分の多い飲料
  • 牛乳やチーズなどの乳製品

高脂肪・高塩分・高カロリーの食事は、よい母乳づくりとママの健康管理のためにも、控えるのがよいでしょう。

しかし、授乳中だからと極端に食事を制限し、ストレスが溜まっては育児がつらくなってしまいます。

たまには息抜きとして、食べる量に気をつけながらもママの好物を摂り、ストレスを溜めないようにしてくださいね。

「和食」中心の食事がおすすめ

赤ちゃんの健康と、質のよい母乳のためにおすすめの食事が和食です。

野菜中心の和食は、魚や大豆製品、海藻類を多く含むため、脂肪分が少なくママも健康によい影響を与えます。

パンやお米の主食を中心として、緑黄色野菜や味噌汁などで不足しがちなビタミンやミネラルを摂り、肉や魚・卵・大豆料理の主食を適量とするのがバランスのよい食事です。牛乳や乳製品も上手に組み合わせてくださいね(※2)。

また、母乳は水分をとられるので、脱水症状になりやすくなります。脱水症状を防ぐために、水分の多い食材を使ったり、食事を摂るのもおすすめ。

味噌汁やけんちん汁、鍋やポトフは、野菜と水分が両方摂取できるのでおすすめの食事です。

赤ちゃんの肌荒れの対処法は?母乳は断乳するべき?

肌荒れ防止に保湿ケア中の赤ちゃん

母乳は赤ちゃんにとって大切な栄養源。そのため、赤ちゃんに肌荒れの症状が出ても母乳を止める必要はありません。食事内容の見直しから始めるのがよいでしょう。

赤ちゃんの肌荒れは、基本的に肌を清潔にして保湿ケアをおこなうのが大切です。

デリケートな赤ちゃんの肌は生後3ヶ月頃を過ぎると、皮脂の分泌が落ち着ちつくため肌の乾燥が進み、また、もともと赤ちゃんの角質層は大人の約半分程度しかないため、水分を肌に留めておくことができません。

そのため、乾燥した肌は肌荒れを招きやすくなるので、スキンケアを欠かさずおこないましょう。

モコモコのたっぷり泡で優しく体を洗う

赤ちゃんの肌をゴシゴシ強く擦り洗いするのはNG。デリケートな肌が傷ついてしまいます。ベビーソープや石鹸をたっぷりと泡立てて、赤ちゃんの体を撫でるように、優しく洗ってあげましょう。

固形石鹸や液状タイプのベビーソープを使う場合、泡立てネットを活用するのがポイント。

一方、泡タイプのベビーソープは、泡立てる時間が省けて、すすぎ残しもあまりないのでおすすめですよ。

ベビーローションをこまめに塗り直す

入浴後、直後の肌はしっとりしていますが、時間が経つにつれて徐々に乾燥が進むため、赤ちゃんのお風呂上がりは必ずベビーローションを塗りましょう。

5分以内を目安に、すばやく赤ちゃんにベビーローションを塗るのがポイントです。

また、ベビーローションを塗るタイミングは、お風呂上がり以外の外出前や帰宅後、乾燥が気になったときに塗りましょう。

肌のバリア機能を守るベビーローションは、赤ちゃんだけではなく、産後のママや、もともと肌が弱いパパにも使えます。

乾燥対策におすすめ!アロベビー ミルクローション

アロベビー ミルクローション
出典:www.alo-organic.com

●容量:150ml
●税込価格:2,484円

99%以上が天然由来の成分でできているアロベビーのミルクローション。ミルクタイプなので、赤ちゃんの肌へしっとり馴染んでくれます。

純国産のオーガニックブランドなので、日本人の赤ちゃんの肌との相性が抜群です。

赤ちゃんの肌荒れにお悩みのママは、検討してみてもいいかもしれません。

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ベビーローション赤ちゃんの保湿におすすめ

赤ちゃんの肌荒れと母乳の関係に過度な心配をしなくても大丈夫

母乳を飲みながらこちらを見る赤ちゃん

赤ちゃんの肌荒れと母乳に直接的な関係はありませんが、ママの母乳は、赤ちゃんが元気よく育つための大切な栄養源。

バランスのよい食事は、質のよい母乳になるだけではなく、乳腺炎や母乳の詰まりを防ぐ効果もあるので、ぜひ授乳中は和食中心の食事を心掛けてください。

先述したように、赤ちゃんの肌荒れの原因は母乳ではなく、皮脂の詰まりや乾燥肌、アレルギー、アトピーによるもの。

そのため、アレルギーや感染症などを除いた赤ちゃんの肌荒れは、保湿と清潔を重視して、自宅ケアで症状を改善していきましょう。

赤ちゃんの保湿ケアでおすすめの保湿剤は、水分と保湿力が優れたベビーローションです。

最初は保湿ケアが面倒に感じるかもしれませんが、赤ちゃんとのスキンシップを楽しみながら、肌荒れ予防のために保湿をしてあげましょう!

※1 参考文献 厚生労働省 -たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう-
※2 参考文献 厚生労働省 妊産婦のための食事バランスガイド