オーガニック認定機関ACOとは?その詳細と基準について

ACOとは、オーガニックコスメの認定をこなっている組織のひとつ。お肌へ優しいと注目されているオーガニックコスメですが、選ぶときに、オーガニック認定機関のマークが入っているとさらに安心ですよね。今回は、ACOの詳細や、認証を得るための基準について、詳しくご紹介していきます。

ACOとは?

オーストラリア 国旗

ACOとは、Australian Certified Organicの略称で、BFA(Biological Farmers of Australia)という、1988年設立のオーストラリアのオーガニック認定団体※1より2001年に独立した機関として発足。

2002年にBFAのほかの部門と切り離してACOとして確立された、オーストラリアのオーガニック認定機関です。

農産物、オーガニックフードに認定をおこなう目的で設立されていて、現在はオーストラリアのクイーンズ州にACOの事務所があります。

ACOは、オーガニック認証の質を保証する組織、国際有機農業連盟(IFOAM)にも加盟しています。さらに、オーストラリア検疫機関(AQIS)、米国有機基準(NOP) 、カナダ有機基準(COR)、日本有機基準(有機JAS)でも登録されていて、世界でも信頼されるオーガニック認定をおこなっています。(※2)

ACOの厳しい基準をクリアして認定された製品には、BUD(つぼみ)マークが付けられます。

ACO

オーストラリアでは、小売りレベルで80%以上のオーガニック製品に、このACOのBUDマークが使用されています。

もともと、ACOはオーガニック食品向けの認定をおこなっていました。当然その基準は安全で、食べることのできるものです。

現在では、オーガニックコスメの認定もおこなっていますが、その認定基準は同一なので、その安全性は高く、口に入れても問題のないレベルです。

BFAとは?

有機農業を実践している農家で構成されている団体で、農産物や食品の認定をしています。

BFAは、遺伝子組み換え、天然でない農作物を排除する目的で設立されました。

BFAが認定した製品は、成分の70%以上がオーガニック認定済み農作物を原料として使用。また、残りの30%は農作物でない天然の原料、もしくはオーガニックでない天然の農作物を原料としていなくてはいけません。

ACOの基準は、BFAの基準をさらに厳しくしたものです。

ACOの認定基準とは?

疑問 ?

ACOが認定する、オーガニックコスメの認定基準について、詳しく紹介していきます。

石油由来原料に関する基準

ACOでは合成着色料、香料、シリコン、パラベンなどの化学合成成分、石油由来物質はすべて使用禁止とされています。

植物由来原料に関する基準

ACOの認定する製品の100%が、天然由来(植物成分、水、ミネラル)でなければなりません。

ここから水とミネラルを除いた、残りの原料の95%以上が、オーガニック(有機)の天然由来のものであることが求められます。残りの5%も天然の原料、もしくは天然の農作物でなくてはなりません。

ACOは農作物にも基準があり、すべての農作物が遺伝子組み換えでないことが必要です。

またその土壌も安全であることが求められていて、3年以上農薬を使っていないこと、化学肥料は使わず有機肥料のみを使用することが定められています。

有機栽培なので、栽培において環境を破壊してはいけません。

動物由来原料に関する基準

ACOでは動物由来の成分は、動物の生死を問わず使用が認められていません。また、動物実験をおこなっていないことも求められます。

その他の基準

ACOの認定する製品では環境ホルモンの疑いのある物質、発がん性の疑いがある物質は一切使用不可です。

必要が認められる場合は、天然由来の保存料(防腐剤)を使用することが定められています。

ACOのマークのついた製品をチェックしましょう

オーストラリア

お肌や身体に負担のない製品を使いたいけれど、何を基準に選べばいいのかわからないという声は少なくありません。

そんなときは、ぜひACOのような、認証機関のマークの有無を選定基準にしてみることをおすすめします。

参考文献※2▶農林水産省 「有機登録認定機関一覧」