グリシンの効能や副作用とは?美肌や睡眠にも効果的?

グリシンは、美肌効果をもつといわれる非必須アミノ酸の一種です。他にも快眠を促したり、老化防止や生活習慣病の予防にもなるといわれています。今回は、グリシンがどんな働きをもつ成分なのか効果や詳細、副作用の有無などについて、ご紹介していきます。

グリシンとはどんな成分?

疑問 ?

グリシンとは、体内で合成される非必須アミノ酸のひとつで、ゼラチンの加水分解物の結晶として、1820年に発見されました。

1960年代にオーストラリアに落ちた隕石から、微量のアミノ酸(グリシン、グルタミン酸、アラニンなど)が発見されたことをきっかけに、宇宙にもアミノ酸が存在すると考えられはじめました。

グリシンが有効性をもつ成分だと判明したのは、2002年。当時、薬の効用を化学的に証明する研究の比較対象として、何の効能も無い薬の中にグリシンを配合したことがはじまり。

グリシンを配合した薬を服用した実験参加者の一名が、翌日に疲労感が軽減していることに気付き発覚。グリシンが快眠への効能をもつ成分なのかという研究がスタートするキッカケとなりました。

グリシンのもつ効果とは?

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ここでは、グリシンのもつ体への効果について、ご紹介します。お肌以外に、体にも嬉しい効果をもたらすという発表がされています。

お肌をキレイにする

グリシンは、皮膚のコラーゲンを生成するアミノ酸の3分の1を占めています。コラーゲンを生成するアミノ酸の一種なので、化粧品やベビーローションなどにも使われています。

お肌にハリやツヤを与えたり、肌荒れを抑えて美肌へ促すような美容効果以外にも、コラーゲンが多く存在している関節などでも活躍してくれます。

快適な睡眠を促す

グリシンは血管を拡張させて、体の表面の体温を上昇させて熱を放出する効果をもちます。その結果、体の中心の体温が下がるので、自然な眠りを誘ってくれます。

眠りの質を高める効果もあるので、不眠症を改善するサプリメントに配合されていたりします。また、睡眠中に分泌する成長ホルモンの向上にも効果的です。

生活習慣病を防ぐ

グリシンは、生活習慣病や老化を引き起こす原因となる活性酸素を生成しないように、細胞の抗酸化作用も持っています。

そのため、脳卒中や高血圧の予防、口内炎や皮膚炎などの予防・改善にも役立つ成分のひとつです。

グリシンに副作用はあるの?

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グリシンに毒性はないの?と不安に思う声が挙がっていることがありますが、基本的には特別大きなトラブルや毒性に報告は現状されていません。

グリシンは、もともと人間の体の中に含まれている物質です。グリシンはアミノ酸の一種なので、人間の体になくてはならない成分のひとつ。そのため、過度な心配は不要です。

グリシンに注意点はある?

女性 肌

グリシン自体に特別毒性はないとされていますが、過剰摂取には注意しましょう。アミノ酸を過剰摂取すると、下痢や胃などの不調を招く恐れがあるといわれています。

普通に食品から接種している分には過剰摂取になることはありませんが、サプリメントなども多用に活用すると、過剰摂取につながりかねません。

グリシンのサプリメントは、3gまでが基準の量となっています。それ以上を食品から摂取している可能性もあるので、摂りすぎないように注意しましょう。

グリシンを多く配合している食品

  • 豚足
  • 牛スジ
  • 鳥軟骨
  • エビ
  • カニ
  • アーモンド
  • ごま
  • 納豆

これらからわかるように、グリシンはアミノ酸なので、高たんぱく質である肉類や魚介類、穀類、豆類に多く含まれています。

グリシンを美肌や健康のために取り入れてみよう

赤ちゃん ママ

グリシンは前述でご紹介したように、過剰摂取さえしなければ、安全な成分だといわれています。

そのため、赤ちゃんに使うベビーローションに配合されていても、比較的安心だと考えられています。

グリシン配合の様々な製品との相性は個人差があると思うので、様子を見ながら上手に活用していきましょう。

ぜひ、グリシンのもつ嬉しい効果を体験してみてくださいね。