フィトステロールズは乾燥の強い味方?効果や毒性の有無とは?

フィトステロールズはベビーローションから食品まで、身近な物に使われていることの多い成分です。具体的にフィトステロールズはどのような効果があるのでしょう。また、毒性はあるのでしょうか?今回は、フィトステロールズの持つ、優れた効果を探ってみました。

フィトステロールズとはどんな成分?

? 疑問

フィトステロールズは、おもに大豆やトウモロコシから抽出されます。

そのため、成分表示には原材料の名前が付いた「ダイズステロール」や「コーンステロール」と書かれていることが多いです。

他にも、フィトステロールズは長いもやブロッコリー、カイワレ大根などの野菜にも含まれています。

フィトステロールズは植物の細胞を包み込む、細胞膜を作る成分のひとつです。

細胞をしっかり包み込んで、外部からの刺激から保護する働きを持っています。

また、水分を吸収して蓄える作用も働くので、ベビーローションや美容液などの保湿化粧品などにもよく配合されています。

フィトステローズの効果

フィトステロールズは、おもに保湿、乳化補助剤としてベビーローションや化粧品に配合されています。

ひと昔前までは、乳脂肪などの動物ステロールが一般的に使われていました。

しかし、最近ではフィトステロールズが使用される割合が増えてきています。ここでは、具体的な効果についてご紹介していきます。

細胞保持

フィトステロールズは細胞を包み込むことで、細胞の破壊を防いでくれます。そのため、角質をバリアする成分として配合されていて、肌本来が持っている免疫力や再生力を発揮する手助けをしてくれます。

フィトステロールズ配合の化粧品を使うことで、肌細胞がしっかり水分と脂質を蓄える効果が期待できます。

乳化補助

フィトステロールズには水に溶けずに、油に溶けるという特徴があります。

そのため、乳化補助剤として化粧品に配合されている他の成分をキレイに混ぜ合わせる手助けをしています。

また、フィトステロールズは粘度が高いので、ベビーローションにとろみをつけたり、美容液をクリーム状にして、成分が肌に定着しやすくなります。

他にも、リップクリームや口紅の伸びをよくする目的で使われることもあります。

エモリエント効果

フィトステロールズには、肌を柔らかくするエモリエント効果があります。

エモリエント効果とは、肌の表面に膜を張って蒸発を防いで、本来の再生機能を正常化させて、化粧品の栄養素を定着させる効果のことをいいます。

その結果、ツルツルでもちもちなキレイなお肌に導く効果に期待ができます。

フィトステロールズの毒性や危険は?

女性 疑問

フィトステロールズは普段口にしている野菜類にも含まれている成分なので、目立った毒性や副作用の報告はなく、安全な成分だといわれています。

しかし、原材料の大豆や穀物などにアレルギーを持っている場合は、注意が必要です。

アレルギーを持っていない場合に、フィトステローズが配合された物を使ってトラブルが起きたときは、他の成分が原因である可能性が高いでしょう。

また、まれにフィトステロールズを食品から大量に摂取した場合、腸に負担が掛かり下痢や便秘などを起こすことがあるといわれています。肌や体に異変を感じたら、すぐに使用を取りやめて病院で診察してもらいましょう。

特に敏感肌の人や赤ちゃんは、フィトステロールズが安全な成分だといわれていても、まずパッチテストをおこなってから使うようにしましょう。

フィトステロールズの効果を活かしてお肌をケアしよう

赤ちゃん 手

今回ご紹介したように、フィトステロールズはお肌への危険性も少ない、比較的安心な成分だと考えられています。

ただし、肌や体との相性には個人差もあるので、様子を見ながら上手に活用するように注意してください。

お肌に有効な成分を活用して、健康な肌と体づくりのサポートをしていきましょう。