化粧品に配合されるクロスポリマーの効果とは?毒性や危険性はある?

化粧品の成分表示にクロスポリマーという文字を見かけたことがありますか?ポリマーと聞くと、使い続けても大丈夫なのか少し不安になってしまうことがあるかもしれません。今回は、クロスポリマーの効果や特徴、毒性や危険性の有無についてご紹介していきます。

クロスポリマーとは?

疑問 謎 ?

クロスポリマーとは、粉末状のシリコン樹脂のことを指します。ビニルメチコンやジメチコン、メチコンなどのシリコンがまとめてクロスポリマーと呼ばれて、化粧品などによく配合されています。

ポリマーと聞くと人工的なイメージを持つというママも少なくないですが、ポリマーという言葉自体は「高分子の化合物」という意味を示しています。

クロスポリマーの効果

ママ 女性

クロスポリマーは用途によって様々な組み合わせで作られています。性質の違う成分を合成させることで、新しい効果を生み出したり、効果的に作用させることができるようになります。

崩れにくい

クロスポリマーは、汗などの水分や皮脂に強い性質を持ちます。そのため、化粧品が崩れにくいように、しっかりと肌に貼りつく特徴があります。

そのため、ファンデーションや日焼け止めなどにクロスポリマーが配合されていると、長時間効果を持続させることができます。

保水効果

クロスポリマーは、化粧水や美容液などのスキンケア化粧品で補給した水分がすぐに蒸発してしまわないように、薄い膜を作り出して肌の水分を維持してくれます。

保湿効果を高めてくれるので、潤った肌を保つことができます。

使用感をサラッとさせる

クロスポリマーには、使用感をサラッとさせる効果があります。化粧品の滑りを良くさせてくれるので、ベタつきをおさえて使用感を高めてくれます。

スキンケア製品やヘアケア製品に配合されることが多く、なめらかな手触りへ導いてくれます。

クロスポリマーに毒性はない?危険性はあるの?

ポイント

クロスポリマー自体は、肌に直接塗っても害がない安全な成分を掛け合わせたものなので、基本的には毒性はありません。

しかし、使用方法を間違って使い続けてしまうと、徐々に肌への負担が重くなり、トラブルの原因となることがあるといわれています。

ここでは、クロスポリマーがもたらす毒性や危険性についてご紹介していきます。

毛穴の詰まり

クロスポリマーは、肌の表面にシリコンの薄い膜を貼り、毛穴の凸凹を埋めてツルツルのきれいな肌に見せてくれます。

しかし、毛穴をカバーしたクロスポリマーは、しっかりと落とせていないと洗い残しが多くなりやすいのです。

毛穴が詰まった状態が日常化すると、汚れやアクネ菌が溜まってしまい、吹き出物やニキビの原因になりかねず、注意が必要です。

乾燥肌

汗や皮脂に強いクロスポリマーが配合された化粧品は、前述のようにしっかりクレンジングで落としてあげることが大切です。

しっかりメイクを落とそうとして、洗浄力の強いクレンジングで肌に必要な皮脂までも根こそぎ取ってしまうことも乾燥する原因のひとつとなるので、注意が必要です。

また、肌が乾燥してしまうと皮膚が固くなり、正常にターンオーバーできなくなることがあります。

古くなった角質は固い皮膚となるので化粧水などの浸透も悪くなり、乾燥はどんどん悪化してしまいます。

クロスポリマー配合の化粧品は上手に使おう

保湿 手

クロスポリマー自体には毒性は無いので、必要以上に怖がる必要はありません。

大切なことは、クロスポリマーが配合されている化粧品は上手に使い、肌への負担を最小限に抑えることと、一日の終わりに念入りに洗浄することです。

クロスポリマーが配合された化粧品は、崩れにくく、直す手間が少ないのでとても便利です。

状況に合わせて、上手に活用するようにしましょう。