ヤシ油の効果や毒性とは?パーム油とはどう違う?

ヤシ油は、最近では美容や健康にいい効果をもたらすとして流行しているオイルのひとつです。今回は、ヤシ油の成分がどのように肌や身体にいい効果をもたらすのか、また、似ているとされるパーム油との違いとは何かについて詳しくご紹介していきます。

ヤシ油とは?

ヤシ油 ヤシ

ヤシ油は別名「ココナッツオイル」とも呼ばれ、ココヤシかココナッツヤシの果実の種内部の胚乳という部分から生成することのできるオイルです。

ヤシ油は抗酸化作用が強く、長持ちするという特徴があります。

中鎖脂肪酸がたくさん含まれていて、消化しやすく体のエネルギーに変換しやすい成分なので、美容やダイエットで結果を出したい人に注目されている成分です。

ヤシ油の種類

ヤシ油には、溶剤を用いて高温で生成され、動脈硬化や心疾患に繋がる恐れのあるトランス脂肪酸という成分を含んでしまうタイプと、収穫した果肉を熱を使わずに生のまま圧搾するバージンココナッツオイルに種類が分かれています。

栄養価も安全性も後者の方が高いので、購入する際にはしっかりと確認するようにしましょう。

ヤシ油のもたらす肌・身体への効果

女性 手

美肌効果

ヤシ油に豊富に含まれている、アンチエイジングに効果的なビタミンEの働きにより、血行を促進したり、シミやくすみを予防したりします。

ヤシ油が配合されている製品は、伸びやにおいも良く、肌に塗った時にベタつきにくいです。

入浴剤や保湿剤の成分のひとつとしても活用されています。

皮膚を柔らかくしてくれる

ヤシ油は、皮膚を柔らかくしてくれる作用も持っています。

肌が柔らかくなることで、一緒に配合されている他の成分の浸透力を高める効果に期待ができると言われています。

虫歯や歯周病予防

大人向けの使い方になりますが、ヤシ油には虫歯の進行を止めることや、虫歯の原因菌を殺す効果があると発表されています。

スプーン2杯ほどのココナッツオイルを使い、20分程度かけて口をゆすぐことで、虫歯や歯周病の予防や、歯を白くするともいわれています。

感染症の予防

ヤシ油に含まれているラウリン酸は、体内の免疫力を高めてくれます。そのため、気管支炎や心臓病、腎臓病など様々な感染症の予防に期待ができます。

頭皮環境を整える

ヤシ油の保湿作用は、頭皮環境を整えてくれる働きも兼ね備えています。そ

のため、ヘアパックなどのヘアケアに使うこともでき、ヘアケア製品に成分が配合されていることも多いです。

頭皮の環境が整うことで、薄毛や脱毛症の予防にもなるといわれています。

また、使い続けて健康な髪の毛が生えてくることで育毛に繋がったり、良い効果をもたらすと考えられています。

ヤシ油とパーム油の違いとは?

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後者はココヤシから生成されるヤシ油とは違い、アブラヤシの果実から生成されています。パーム油は世界的に1番生産されている、食用油です。

お菓子やマーガリン、調理用油をはじめ、石鹸や化粧品など様々な製品に含まれています。

ヤシ油よりも若干パーム油のほうがカロリーが高く、ヤシ油には90%以上、パーム油には52%程度の飽和脂肪酸が含まれています。

パーム油はそのままの状態だと色味が悪いため、脱色剤が使われることがあります。

本来の栄養素が壊れたり、水素添加処理をされてトランス脂肪酸が生み出されてしまう恐れがあるといわれているので、注意が必要です。

ヤシ油は体に悪い?毒性や副作用はある?

注意点 !

基本的には毒性などの心配は無いとされるヤシ油。

しかし、ココナッツアレルギーの場合は、湿疹や下痢、アレルギー症状に見舞われる恐れがるので、控えたほうが安心です。

特に、赤ちゃんのベビーローションなどのスキンケア製品に配合されている場合は、肌の様子をよく確認しながら使うようにしてください。

ヤシ油を活用して健康な肌づくりをしよう

女性 手 ローション

最近ではヤシ油はバージンココナッツオイルとして、海外セレブやモデルが愛用していることをキッカケに、国内でも大人の女性を中心に広く注目を集めています。

比較的安全性も高く、肌にも身体にもいい成分といわれているので、肌との相性を見ながら上手に使っていきたいですね。