ベビーローションの成分表記でも目にするエチルヘキシルグリセリン。赤ちゃんのお肌を乾燥から守るために使うスキンケアにも含まれていますが、どのような効果があるのでしょう?また、危険性は無いのでしょうか?今回は、エチルヘキシルグリセリンについてご紹介します。
エチルヘキシルグリセリンとは?
市販のベビーローションにも使用されている事があるエチルヘキシルグリセリンとは、グリセリンと高級アルコールのエチルヘキシルアルコールからなる多価アルコールの一種です。
エチルヘキシルグリセリンの見た目は無色透明な液体で、消臭作用があるため、防腐剤の使用を軽減する目的で化粧品に配合される事もあります。
グリセリンの中でも安全性の高い皮膚コンディショニング剤とされていて、基礎化粧品やメイクアップ化粧品など様々な美容製品に配合されています。
また、抜け毛や薄毛にも効果があると言われていて、シャンプーやリンス、トリートメント、育毛剤などのヘアケア製品にも配合されている事も多いです。
エチルヘキシルグリセリンの含まれる化粧品とは?
エチルヘキシルグリセリンがベビーローションや女性の化粧品によく配合されているのは、保湿力に優れているからです。
エチルヘキシルグリセリンは、主に化粧水や乳液、美容液、フェイスクリームなどのスキンケア製品から、ファンデーション、BBクリームなどの基礎化粧品まで幅広く用いられていて、乾燥肌の人には特におすすめの成分です。
また、保湿性以外にも殺菌効果や消臭効果もあります。そのため、化粧品以外にもシャンプーやリンス、トリートメントのほか育毛シャンプーなどの育毛ケア商品や白髪染めにも用いられています。
エチルヘキシルグリセリンの危険性は?赤ちゃんに使っても安全?
保湿効果や殺菌・消臭に効果のあるエチルヘキシルグリセリンですが、人間の身体に危険性は無いのでしょうか。
一般的に、エチルヘキシルグリセリンには、毒性や刺激性はほとんど無いと言われています。
アレルギーや、副作用もほとんど無い成分とされているので、安全性は高いと考えられています。
ただし、もともと肌の弱い人や敏感肌の赤ちゃんなどにはかぶれや、アレルギーなどの報告もあるため、エチルヘキシルグリセリンを使用したベビーローションを赤ちゃんに使用する場合には、あらかじめパッチテストを行うことをおすすめします。
エチルヘキシルグリセリンを正しく活用して赤ちゃんのお肌を守ろう!
ベビーローションにも含まれるエチルヘキシルグリセリンは、正しい使用方法を守れば人間の身体にほとんど影響が無い、安全性の高い成分です。
保湿効果も高いので、お肌の弱い赤ちゃんにとっては、正しく使えばとても優れた成分だと言えます。
使用前にパッチテストを必ず行ったうえで、赤ちゃんのお肌を乾燥や刺激から守るために、安心してエチルヘキシルグリセリン配合のベビーローションを使用しましょう。
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